ザ・ヴァンパイア ～残酷な牙を持つ少女～

イラン出身。12歳のときから中学校や高校の舞台で演劇の経験を持つ。1970年代半ばにアメリカへ渡り、ペルシアン・シアター・グループに所属、その後8年間、アメリカ、カナダ、ヨーロッパで活躍。デビュー作はジェームス・キャメロン監督の『トゥルーライズ』（1994）で演じたジャマル・カレド役、1998年コーエン兄弟作品『ビッグ・リボウスキ』（1998）に医師役として出演し、これまで100作以上もの映画やテレビドラマ、40作品を超えるコマーシャルへの出演を果たしてきた。また、アメリカのシチュエーション・コメディ『ふたりは友達？ウィル＆グレイス』（NBC 1998～2006）ではザミール氏役として出演、現在『ママと恋に落ちるまで』（CBS　2005～現在）にランジット役で出演している。

出演作には、“ソラヤ・Mへの投石”（主演）（2009/未公開）、『トレイター　大国の敵』（2008）、『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』（2007）などがある。テレビドラマへの出演も多く、『THE MENTALIST メンタリストの捜査ファイル』（CBS 2008～現在）、『BONES ボーンズ　骨は語る』（FOX　2005～現在）、さらに『ハウス・オブ・カード　野望の階段』（ネットフリックス　2013～現在）新シリーズへの出演も決定している。また舞台でも活躍する傍ら、ショートフィルム作品“Incoming”で監督・脚本を手がけ、ロサンゼルス短編映画祭、ニューヨークシティ・ダウンタウン・ショート・フェスティバルなどで上映されるなど才能豊かな女優である。

ドミニク・レインズにとって本作はサンダンス映画祭出品作2本目の出演作となる。前作では、2010年サンダンスにてワールドプレミアされた“The Taqwacores”、ムスリム人パンクをつけ回すモホーク役で出演し、その高い演技力が認められ、2014 年に劇場公開された“Jinn”への出演が決定。舞台でも活躍し、エレファント・シアター・カンパニーの会員でもある。近年初プロデュース作品“Still Here”（アカデミー賞ノミネート女優ショーレ・アグダシュルー、エミー賞ノミネート俳優アラン・ローゼンバーグ出演）を手掛けている。

現在7歳の歌手・俳優。ミラドの父親ダリウシュ・エグバリは、ステージ名“ダリウシュ”として世界的なイラン人ポップシンガーとして有名。暖かくどこか哀調を帯びた低い声が彼の魅力で、バラードや政治色を帯びた曲を歌いあげる。ミラドはこれまで父親とともに何十万人もの観客の前でパフォーマンスを経験し、若くしてその非凡な才能と存在を示している。

イランのテヘラン出身、ロサンゼルス育ちの女優・芸術家。これまで『ママと恋に落ちるまで』や『アントラージュ★オレたちのハリウッド』（2004～2011）などの人気ドラマに出演し、デニース・リチャーズ主演映画“COUGARS INC.”、“5th & ARAMEDA”（2011）などに出演。彼女は芸術学校へ通う傍ら、演技を学び現在の活躍に至る。別名“ロメ・アップル”。

2011年サンダンス映画祭観客賞を受賞した“CIRCUMSTANCE”に出演、アメリカのリベラル系インターネット新聞であるハフィントン・ポストから「アカデミー助演男優賞に最も近い俳優だ。」と絶賛された。 その後アウトフェスト、ローマ国際映画祭、マドリード、ニュー・フェストなど世界中の映画祭で上映され、数々の主要部門で賞を獲得、スピリット賞におけるベストフィルム賞にもノミネートされるなど称賛を浴びた。彼の短編作品“THE MARIO VALDEZ STORY”が2008年カンヌ映画祭で準グランプリを獲得して以来、アメリカの自主映画界において、俳優そしてプロデューサーとしても活躍。アレックス・ホールドリッジ監督“MEET ME IN MONTENEGRO”、パルヴィズ・サヤド監督“THEN WHAT, BOB?”、ブライアン・マグワイア監督“PREVERTERE”等にも出演している。